昨日開催されたPC Watch主催の「夏のCPU殻割り大会」に参加したのでレポ。
殻割りとは
CPUのヒートスプレッダと基板・コアを分離させること。ヒートスプレッダとコアの間に利用されているグリスを高性能なものに塗り替えることで、廃熱の効率を上昇させる。
殻割りの方法としては、原始的にカッターなどでゆっくりシール剤をはがす「カッティング法」。最近の流行は「万力法」といって万力ではさむ事でヒートスプレッダを外す。Skylake世代で基板が薄くなり難易度が上がった。
「万力法」を安全に行うためのキットが「Rockit 88」であり、Kickstarterで販売されている。LGA115x系のCPU専用となっている。
ニコニコ生放送でも実施されたので見れる環境の人は是非どうぞ。→http://live.nicovideo.jp/watch/lv268051975
やってみた
生放送終了後の読者参加型コーナーで実際にRockit 88を使ってCore i5-4690Kを割ってみたのでレポート。
割ったCore i5-4690Kは4C/4Tで3.5GHz/TB=3.9GHzで動作するDevil’s Canyon(Haswell Refresh)モデル。
Rockit 88にセットして
パッカーン
PC Watchの検証環境で無事起動を確認。
と、簡単安全にCPUを割ることができた。実際の効果は後ほどレビューしたい。
まとめ
Rockit 88を使うと非常に簡単にCPUが殻割りできる。ただし動作保証はない。
楽しい時間をすごせました。PC Watch編集部に感謝。
関連リンク
アナタもCPUを殻割りしてみませんか? – PC Watch