AMDは、Zen2コアを採用した「Ryzen 4000Gシリーズ」を8/8に国内でリリースするとした。なお、パッケージ版ではなく、いわゆるバルク形態での販売。
Ryzen 4000Gシリーズでは、内蔵GPUが搭載されておりビデオカード不要で画面出力ができる。現在のところ対応チップセットは不明(X570/B550あたりは順当に使えると思うが)。
従来のRyzen 3000G/2000Gシリーズでは4コア8スレッドまでだったが、今回発売されるRyzen 7 4700Gでは8コア16スレッド対応と大幅に強化されている。
AMDでは、Ryzen 7 4700GをCore i7-9700比の最大でシングルスレッドで5%、マルチスレッドで31%、グラフィック性能で202%の性能差があるとしている。ちなみにCore i7-9700の7/22現在の価格は38,000円程度。
国内販売されるモデル一覧
モデル | コア/スレッド | TDP | クロック | GPUコア | 国内予価(税込) |
AMD Ryzen 7 4700G | 8C / 16T | 65W | 最大4.4 / 3.6 GHz | 8 | 43,978円 |
AMD Ryzen 5 4600G | 6C / 12T | 65W | 最大4.2 / 3.7 GHz | 7 | 29,678円 |
AMD Ryzen 3 4300G | 4C / 8T | 65W | 最大4.0 / 3.8 GHz | 6 | 21,978円 |
所感
いままで内蔵グラフィックスでCPU性能を求めるとIntelとなっていたところ、一気にAMDが攻め込んできた感じ。
ASRockのDeskMini A300とかで動いたら面白そうだなー。