PC

ASRock Z390 Taichiで組む8-Core ALL 5GHz PC(完成編)

投稿日:

Ryzen第3世代、めちゃくちゃ速いっすね…(正直乗り換えたい

ASRock Z390 TaichiにCore i9-9900Kを使った8コア5GHz PCの完成編です。スペックは前回のページにて。

おことわり:オーバークロックはメーカー保証の対象外となる行為です。壊れた場合でもメーカー、販売店、筆者は責任を取りません。

Core i9-9900K 定格編

Core i9-9900KはTurbo Boost時に最大5.0GHz(x50)で運用できるCPUです。KFはGPUなしモデルの兄弟CPUになります。

最大5.0GHzは2コア時までで、8コア時は4.7GHz駆動になります。(50-50-48-48-47-47-47-47、1コア~8コア時の倍率を表します。)

BIOS(UEFI)の設定はデフォルトになっています。

まぁよく出てくるCINEBENCH R15で軽くスコア取ります。

マルチコア1876cb、シングルコア195cbとなりました。ちょっと遅い感じがしますね…。

消費電力はCorsair AX860iのCorsair Link読みで300W程度まで上がりました。

オーバークロックする

BIOSでざっくりこのように設定しました。

倍率は「Per Core」で、52-52-52-52-50-50-50-50で設定しました。4コアまで5.2GHz(52倍)、8コアでも5.0GHz(50倍)で駆動します。

電圧は「Offset Mode」で、アイドル時も電圧が下がるようにします。Offset Modeだとブースト時に1.5V程度まで電圧が上がることもあるようなので「-15」設定を入れたところ1.38V程度までで動作しました。チューンのし甲斐があるところですね。

Core i9-9900K 5.0GHz OverClock編

CINEBENCH R15を走らせました。

マルチコアで2031cb、シングルコアで212cbと確実なアップとなっています。

消費電力は最大360Wとなり大幅アップ。

まとめ

Z390 Taichiは安心してライトOC出来る良い板。Core i9-9900Kは割と簡単に5.0GHz到達できてすごい。消費電力は見ないこととする。チューニング次第ではもう少し化けそう。しかし、9900KSはいつ出るんですかね…。

 

-PC

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

PC Watch主催の「夏のCPU殻割り大会」に参加した

昨日開催されたPC Watch主催の「夏のCPU殻割り大会」に参加したのでレポ。 殻割りとは CPUのヒートスプレッダと基板・コアを分離させること。ヒートスプレッダとコアの間に利用されているグリスを高 …

COSMOS C700Pをレビュー

今更ながらCoolerMasterのハイエンドケースCOSMOS C700PでメインPCを組み上げて運用しはじめたので、簡単ではあるがレビューしたい。ちなみに2019年2月現在出荷完了品らしい。後継機 …

ASRock X570 TaichiでRyzen9 3900Xを導入する(導入編)

2020年もよろしくお願いします。 年末にRyzen 9 3900Xを導入しました。その際に選んだマザーボードがASRock X570 Taichiだったので機能面などレビューしたいです。ちなみに自腹 …

ファーウェイ王国ファンミーティング MateBook編 #HWJTT2016

続いては、2in1PCとなるHuawei MateBookについてご紹介。 いわゆるタブレット部とキーボード部が分かれる感じのPC。類似商品としては「ASUS TransBook T90 Chi」とか …

GIGABYTE GA-X99-Ultra Gaming レビュー

2016年7月2日に日本国内でも販売開始されたGIGABYTE製のマザーボードの「GA-X99-Ultra Gaming」を発売日に購入したのでレビュー。なぜ買ったかはお察しください。 基本機能 In …