いつも持ち歩いてるThinkPad X1 Carbon(5th)とスマホの出先での充電をAnkerの「PowerPort Atom III Two-port」で持ち運び機材を減らしたい。
購入の経緯
ThinkPad X1 Carbon(5th)は、第7世代Coreシリーズが載っていてUSB Type-CからUSB-PDを使って充電する。純正のACアダプターもUSB-PDのものでいわゆるThinkPadの角型コネクタはついてない。LTEモジュールも付いているので外出先でも便利。
MacBookなどではUSB-PDの出力にかかわらず充電(ないしは給電)する仕様なので30W+30Wの出力ができるUSB-PD充電器(例えばAnkerのPowerPort Atom PD 2)でもいい。
だが、ThinkPadなどのWindows機は45W出力がないと給電すらされない場合が多くて上記の充電器では2ポート同時に使うことができない。残念。
というわけで、今回の「PowerPort Atom III Two-port」ならUSB Type-CとAの端子が1つずつで排他条件がなさそう。というわけで購入。
サイバーマンデーで安く買えました。執筆時の価格は4,299円。
充電の仕様
出力はUSB Type-Cが最大15V3A(45W)のUSB-PDかQuickCharge、AコネクタはQuickCharge対応。
厳密にいえばUSB Type-CコネクタでのPD以外の電圧変動は認められていないとか、5Vでは2.4Aしかでないなどの問題はあるが実害はなさそう。
USB Type-C側では、ThinkPadは充電可能となった。純正アダプタは65Wのものなので、比較すると充電が遅いが持ち物との選択か。スマホの類はPixel 3、Galaxy Note 9、別途USB-C – LightningケーブルでiPad ProやiPhone XSも高速充電が可能。
USB-A側では、iPadを接続した際に5V2.4Aまでの出力が確認できた。Pixel 3やGalaxy Note 9などもPD時よりは遅いがぼちぼちの速度で充電できた。
出力は以下の通りとなっている。
ケーブル
USB C-Cのケーブル、A-Cのケーブル、A-Lightning、C-Lightningのケーブルと4種類使い分ける必要があってなかなか難しい。(microBとかも考えると頭が痛くなりますね。)
実際はC-CでPC充電するケーブル、A-C、A-Lightning、A-microBあたりをそろえておけば実用上は問題ないかと。
筆者のおすすめする充電用USB Type-Cケーブルはこれ。USB2.0だが充電に使うには十分。
大きさ
最近流行りのGaN(窒化ガリウム)とはなっているが、USB Type-CでのUSB-PD、PowerIQ3.0とUSB Type-AでのPowerIQ2.0の採用からか、やや大きめか。
これはApple純正の12W充電器との比較。
まとめ
Windowsノートとスマホの充電を1台にしたいなら自信をもっておススメ!