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ケータイショップが作るスマホは戦える端末になったのか。Mode 1 RRレビュー。

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モノクロケータイショップテルルを運営するピーアップから4台目となるスマートフォン「Mode 1 RR(モードワンダブルアール)」が発売されるとのことで、新製品発表会にお邪魔してきた。新製品発表会と端末のレビューをおとどけしたい。

ちなみに、1台目のMode 1では、スペック周回遅れ感により辛い端末となってしまっていた。さて、今回はどうなっているのか。

7月下旬発売予定、予価は28,900円(税別)。

新製品発表会

まずはピーアップの代表取締役代表の中込氏から端末の意気込みを語っていただいた。

10月の法改正を見込んで、携帯ショップでも作れる格安端末を再度チャレンジしようということになった。開発、デザインは中込氏と梅澤氏の2名でほぼ作っている。国内の各地、海外で使えるかどうか本人達で確認している。
お客様に迷惑を掛ける訳にはいかない、(中込氏は)常にスマホはMode 1、1台で使っている。

従来から続くRacing Design。ピーアップは国内・海外ともレース事業に参加。今週末から鈴鹿八耐。
ミドルレンジで使えるをめざした端末。7月下旬 28,900円+税を参考価格として販売予定。

続いて開発担当の梅澤氏から端末について

アルマイトレッドをイメージしたカラーをサイドやカメラ周りのフレームに採用、また、初代から続くカーボン柄。

画面は6.3インチフルHD+液晶。有機ELではなく液晶なのは、コスト面と外で見やすいという2点から。流行のしずく型ノッチ。RAM/ROMは、4GB/64GBのミドルレンジ構成。

SIMカードはDSDV(Dual SIM Dual VoLTE)対応。Android 9ではめずらしいmicroSIM対応。microSIMカード対応となっている理由は、法人ではSIMサイズ変更が面倒であるという意見があるとのこと。nanoSIMが利用できる変換アダプタも付属している。nanoSIMはmicroSDカードと選択式。

カメラ性能も前作より向上。デュアルカメラを採用(1600万画素カラー+200万画素モノクロ)。簡単に撮れるように調整していることから細かい設定はできない。インカメも2,000万画素。セルフィーに好適。

某日本メーカーS社のよいデザインを採用。物理ボタンを少なくしてわかりやすく。指紋センサーは電源ボタンに。

極力熱暴走しないようにCPUを選択している。CPUはMediatekのHelio P22。

充電端子にはUSB Type-C採用。microBでは充電中に壊してしまう場合が多かったとフィードバック。ちょっと急速充電対応。9V/2A。

Bluetooth 5.0。ウェアラブルの電池残量が確認できる。

同価格の他のメーカーと変わらないスペック。3万円台の端末を考えながら、2万円台で発売できるような端末。がコンセプト。

質問コーナー

Q.防水・防塵がトレンドだが、実現は難しいのか?
A.外装生産時に20~30%の割合で不良となったゴミが出る。その分コストに反映されてしまうので難しい。

Q.スピーカーはどうなのか?
A.シングルスピーカーでモノラル。

Q.非接触充電対応となっているがQiか?
A.Qi対応。自分が使う上で便利なので採用した。

Q.スペック表ではau VoLTE対応ですが他社のSIMは?
A.ドコモもワイモバイルもVoLTE対応だが…3Gフォールバック率が高い。

Q.Wi-Fiは5GHz対応となっているが、W56にも対応しているのか?
A.W52、W53、W56対応。

Q.販路はどうなるのか、過去のようにAmazonで販売するのか?
A.テルルが中心で、その他は代理店に卸す。ピーアップが直接Amazonで発売することはない。

Q.OSバージョンアップは?
A.メリットがあれば行う。

Q.塗装の耐久性は?
A.もちろん試験済みで通常利用であれば問題ないが、詳細データは今手元にない。

Q.充電器は付属しないのか?
A.充電器は安全面での性能が出せないので付けていない。また、過去3機種で充電器が別売りであることにクレームがない。

Q.急速充電はUSB-PD対応か?
A.USB-PD互換で9V/2A。メーカーではMTK Quickchargerと呼んでいる。

最後にピーアップから

商品は「普通」といってほしい。目標は空気。生活の一部として使ってほしい。

スペックを確認する

まずは、スペック表を以下に掲載する。参考として同程度の価格となっているAQUOS sense 2、Huawei P30 Liteを併記する。

Mode 1 RRAQUOS sense 2P30 lite
メーカーピーアップシャープファーウェイ
CPUMediatek Helio P22
2GHz x4 + 1.5GHz x4
Snapdragon 450
1.8GHz x8
Kirin 710
2.2GHz x4 + 1.7GHz x4
メモリ4GB/64GB3GB/32GB4GB/64GB
ディスプレイ6.3インチ
FHD+(2340×1080)
5.5インチ
FHD+(2160×1080)
6.15インチ
FHD+(2312×1080)
カメラ1,600万画素(カラー)+
200万画素(モノクロ)
1200万画素2400+800+200万画素
バッテリー3,200mAh2,700mAh3,340mAh
外部メディアmicroSD/HC/XC対応microSD/HC/XC対応microSD/HC/XC対応
接続端子USB Type-C 2.0USB Type-C 2.0USB Type-C 2.0
イヤホン端子ありありあり
防水・防塵なしIPX5/IPX8/IP6Xなし
Wi-Fi11a/b/g/n/ac11a/b/g/n/ac11a/b/g/n/ac
Bluetooth5.04.24.2
NFCA/BA/B/FeliCaなし
ワイヤレス充電Qi 5Wなしなし

Mode 1 RRが対応している電波は以下の通り。

FDD-LTE

帯域700MHz800MHz900MHz1.5GHz1.7GHz2.0GHz3.5GHz
バンド28A28B18/2619811213142
キャリアKD/SKDSK/SDD/SD/K/SD/K/S
対応
キャリアは、D…NTTドコモ、K…au、沖縄セルラー電話、S…ソフトバンク、ワイモバイル

TD-LTE:41

3G(W-CDMA):1/6/8/19

いわゆるプラチナバンドに対応しているのでエリア的な問題は少ないかと思います。

実際に触ってみる

実機をお借りすることができたのでいろいろと触ってみた。

初期状態のアプリ状態は以下の通り。

初期状態ではGoogle標準アプリ程度で余分なものは入っていないので、個人に合わせていろいろカスタマイズしていくことができる。

Antutu Benchmark 7.2.2の総合スコアは77,833となり、エントリー~ミドルレンジくらいの性能を持っていることがわかる

実際触った限りでは、ChromeでWebを見たり、Youtubeで動画を見たりといった基本的な動作では問題は感じなかった。

まとめ

過去のMode 1は何かとスペック不足を感じるところが多かったが、今回のモデルはエントリークラスとして無難にまとまっていると筆者は考える。尖ったところはないが、ピーアップの言う通り「普通」のスマートフォンかもしれない。個性的なレーシングデザインが気に入ればありな端末。

Mode 1 公式 https://mode1.jp/

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